米国のデフォルトはひとまず、延期された。
デフォルト延期、2012年11月。
この日柄設定は、偶然なのか、なんらかの思惑を感じる。
今回は、ないとは思っていたが、下院の議員が、選挙の票や有権者の機嫌を気にせず、何か独自の信念のもとに動いていたら、起こり得た。
まあ、一般的な日本の政治家と、そのあたりのスタンスは同じということ。
誰も、世界経済の終末のトリガーをひこうとは思わなかった。
しかし、近い将来において現実のものになるという予感を、直前まで感じた。
金融賭博の勝った負けたの世界、誰かが大損するだけの世界ではなく、社会のライフスタイル、ライフラインに影響を及ぼすような出来事。
今後、段階的引き上げの度に、緊張が走り、2012年11月までに、債務に改善が見られなければ、現実のものとなりかねない。
実をいうと、アメリカだけの懸念ではなく、第2位の日本も他人事ではない。
むしろ、アメリカより先にデフォルトするかもしれない。
誰も口にせず、黙っているようだが・・・
日本国債は、国内銀行、もっといえば国民の高い貯蓄率で支えられてきた。
この貯蓄も、少子高齢化により、どうなるか。
数年で不可能になると、ヘイマン・アドバイザーズのカイル・バスも言っている。
デフォルトするとまず、公務員の給料がストップし、公共機関がストップする。
そうなったら、無法地帯。
デフォルトが現実視された時、混乱を避けるためには、計画デフォルトが必要。
考え方は、計画停電と同じ。
デフォルトを意識していないから、債務超過なのに贅沢している。
サブプライム破綻した米国の保険会社が、高額のボーナスを受取り、反感を買った。
そういう意識があるから、デフォルトし、デフォルト後も贅沢しようとしている。
今の状態なら、必ず、デフォルトする。
計画デフォルトではなく、突如デフォルトした際に、まず、どう行動するか。
事前準備もなく、あたふたと、手順を間違えると、死に直結する。
まず、ライフライン。
公共の水道がストップするので、水を確保。
震災のときに実証されているが、無秩序な状況には、ならないかもしれない。
公務員の給料がストップしても、無給で働く人はいるだろうし、国民レベルで、助け合いの精神を発揮すると思う。
ただ、最近は、一部かもしれないが、ひと昔前とは変わってきているので、他人の善意にばかり期待できないということは、前提にしておいたほうがいい。
復興、復興というけれど、栃木の牛は出荷停止。
こんな状態で、まともな復興などできるわけがない。
デフォルトしたら、なおさらだ。
まず、原発を収拾させないと、
1万ミリシーベルトの放射能流出を食い止めないことには、瓦礫もなにもかも、何もはじまらない。
原発収拾の間にも、デフォルトするかもしれない。
デフォルトする前に、原発と放射能だけは収拾してほしい。
その後は、デフォルトしてもなんとかなるし、なるようになる。
なるようになるとは、本当に必要なものだけが、残る有り様。
やがて、人口が上向き、放射能に汚染された土地をなんとかしようと、余裕ができる時代もやってくるだろう。
今、放射能に汚染された地域を、復興しても、小綺麗なゴーストタウンが出来上がるだけだと思う。
過疎地に作られた立派な橋とか、道路のような絵。
復興よりも避難が先だろう。土地や家よりも人。身ひとつ。火事と喧嘩の絶えない江戸町民と同じ。
デフォルトを意識したとき、何をやらなければいけないか、何を妥協し捨てるか、必要に迫られ、本当に必要なものから取り組んでいくべき。
デフォルトを強く意識しないと。kingsarmonj
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