ここ最近の株式相場において、クロマグロのナブラは2回立っている。
1回目は、2012年11月16日、クロマグロ衆議院解散。
2回目は、2013年04月04日、日銀クロマグロ次元の金融緩和。
ひとたびクロマグロのナブラが立てば、ワンダッシュ50メートル(500円)。
300メートル(3000円)のミチイトを出し切り、
残りあと50メートル、ワンダッシュでライン切れとなる過酷な展開。
マグロが潮に乗れば、一発で持っていかれるし、ファイト中にマグロが死ねば、
あげることは不可能。
クロマグロを釣る場合、底を1年かけて探るよりも、ナブラを見つけて
キャストするほうが、確率が高い。
100kg超、1年に2回しか見られないナブラに投げて、
2回ヒット、1回アガルかどうか。
クロマグロは、ヒットも難しいけれど、アゲるまでが、至難。
理由は、多くが、クロマグロを想定しておらず、
アオモノ狙いでも、確率の高いワラサなどのタックルでのぞみ、
運よくヒットしたとしても、ワンダッシュでライン切れとなる。
最初からクロマグロを想定してやれるのは、芸能人、しかも、松方弘樹クラスに限られる。
11月16日の段階で、相模湾の乗合船の多くは、
クロマグロを想定できずに、これをバラした。
これが、1回目の12000円台までの展開。
2回目は、多くが、クロマグロを意識。
鳴門、あるいは、相模湾に現れたクロマグロだ。
専用の船をチャーターし、探見丸などの魚探、信頼できる船長、
強力なツナロッドと、シマノやダイワのリールに、PEライン。
ナブラを見るや、外人船を含むバラバラになっていたマグロ船が、
いっせいに、集結。
だから、この相場は、確率が高い。ナブラを見たら、表層、もしくは、表層から5メートルを狙い、ワンダッシュ50メートルを許容。
運よくクロマグロを釣り上げた場合、ルールとマナーがある。
船長がマグロをさばき、頭と胴体半分、尻尾を釣り上げた本人。
残りを、乗り合わせた12人に分配。
ファイト中の貴重な時間、12人が仕掛けを仕舞い、見守ってくれていたことへの感謝として。
kingsarmonj
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