ここまでくるのに、いかに、長い道のりだったか。
しかし、一度、トレンドが決まれば、あまりにも速い展開に意外だと思う投資家も多いはずだ。
とはいうものの、これこそが相場とも言える。
現在進行中のトレンドも、14ヶ月続いた保合があってこそ。
民主党政権がもたらした、停滞と物価安定、14ヶ月保ち合いがあってこそだと思う。
退屈な相場を演じ、毛嫌いされてきた。
民主党がやった政権交代はいったい、何の意味があったのか?
母屋を追い出された鳩山、撤退した小沢。
なんだったのか、よく自問すべきだろう。
努力するものが報われない世の中。
それは、努力するものが報われるトレンドにおける、調整局面。
リーマンショック以来、日本全体は、本当にツイていなかった。
あれさえなければと思っている人も多いはずだ。
しかし、全ての物には、本来それでいいのだと肯定されるべき在り方がある。
どんなものでも、肯定されないものはなく、いかなるものでも、認められないものはない。
その在り様が、相場といえる。
万物斉同、荘子の境地に立ち返れば、あるべき在り様が見えてくるといえないか。
すなわち、万物皆相場。kingsarmonj
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