中国の民衆は、反日デモという制限されたデモの中でも、不満と熱狂と自己の思いを燃焼させた。2010年10月13日水曜日
やがて、自然に疑問が沸き起こる。
「いったい我々はデモに何を求めているのか。」
統制か。抑圧か。定められたスローガンなのか。
イトーヨーカドーの窓ガラスは、通俗的な形にすぎない。
中国国内の本質的な不満は、それとは異なっている。
香港では、劉氏投獄は中国の恥と、新たなデモ。
この「恥」という意識が、人を本能的な性善説の倫(みち)へと導く。
時に、本能は美学よりも強く、理想は現実の前に打ち砕かれる。
しかし、それを十分に知っておきながら、なおかつ、その現実を超越する意志、理想と美学を自らの指針とし、具体的な理想で自らを律する意志力がなければ、人は決して、正しく生きることなどできない。
その精神を捨てれば、それに代わるものとして登場するのは、目に見える物質主義であり、私利私欲に動かされ、損得と打算主義がまかりとおる世界、力あるものはますます栄え、弱き者は滅びる弱肉強食の社会である。
反日ばかりが、愛国ではない。
真の愛国には、愛すべき自国のための理想の追求、汚辱にまみれた現実を超越する意志力が求められる。
反日デモはやがて、「腐敗反対」、「住宅価格高騰」、「貧富の格差拡大」をスローガンとする自らの能動的な課題設定と、「愛国」を掲げた行動に変化していく。
支配するものは「変化」を欲しない。
「変化」を根本におく思想は、常に抑圧のもとにあって、その抑圧から解放されようとするものの思想である。kingsarmonj
馬朝旭報道局長は12日、以下のように述べた。2010年10月9日土曜日
「中国の司法制度を尊重していない。このような方法で中国の政治制度を変えようとたくらむのは間違いだ」
確かに、最近の中国に対する批判、要請は、強制的圧力や内政干渉が感じられ、自立した経済大国の自発的な動きに良い流れをもたらすとも思えない。
天安門事件に同情した胡耀邦党総書記は失脚したが、現、胡・温は、胡氏の遺志を継ぎ、体制内で段階的な民主化路線を進めてきた開明派でもある。
国外から、言われなくとも承知しているはずだ。
だが、対外的な圧力に対抗する姿勢をとらざるおえない事情があると言われている。
法の客観性による支配は、気まぐれな君主1人による不公平で主観を生じる統治よりもずっとマシといえる。
たとえ悪法であっても、法を守らず13億人の支配などできようか。
議論も法の規定に従う。
法を無視した私的権力を抑止し、価値基準を統一し、社会秩序を維持していくことができる。
ひとつは、個人の主観を交えない、法の客観性と中立性。
中国憲法35条は、言論、出版、集会、結社の自由を保障する。
この憲法は、「絵に描いた餅」なのかと、中国共産党引退幹部らは、自由化を要求する。
中国内部から沸き起こる自発的、能動的かつ熱狂的なうねりに期待したい。
さらに、もうひとつの法の側面として、国家が意図する方向に誘導する技術としての法がある。
すなわち術的法。kingsarmonj
その挑戦者は、優勢になり、強さを公言し、周辺諸国の海域、境界、アジア・太平洋地域を脅かし、ナショナリズムを高揚させていく。2010年10月6日水曜日
その挑戦者は、一党独裁支配を形成し、政党システムを欠く。
富裕層の海外移民が、今も続いており、2010年は昨年比30%増。
天安門事件に失望し、日本に留学、大学院に進学。中国人の妻とともに、日本に帰化。
漢民族の彼は、今や中国とのパートナーシップを築く役員にまで昇格した。
国家の歴史が明らかにするように、成功にとって本質的となりうる構成要素は何か。
全盛を極め、やがて、国内における熱狂と政治的支持を燃焼させることができずに内部崩壊に至る要素とは何か。
何も、特別な要因や、偶然の要因を取り出そうとしているのではない。
変化にとってもっとも明白な圧力は、人口の増大から生じうる。
そしてそのような問題に反応する構造的な変化を必ずや蒙る。
自由と民主主義とその敵という対立する2つの大きな陣営へと分離していく姿は、論ではなく、20世紀の2つの歴史展開としての証拠の中にある。
安定した社会は、開放的で、受け入れを可能にし、移住者を引きつける。
不安定な世界では、安定した開放的社会が尊敬され発展のモデルとなる。
世界が中国に求める課題は、決して理不尽な課題ではなく、本来、中国自身が自発的能動的に向き合うべき問題といえないか。
中国の敵は、中国自身。
言われなくとも、中国自身が自然とたどりつく課題でもある。
それは、そう考える、そう信じるという強制的なものではなく、本能的に自然とそう感じることが結局正しいはずだ。kingsarmonj
2010年10月4日月曜日10/5(火)日銀は金融政策決定会合で実質ゼロ金利政策を復活し、総額35兆円の基金を創設等、追加金融緩和策を決定。
長期国債、CP、社債、ETF、REITなど計5兆円分を買い入れることで、信用緩和と量的緩和の両方を狙う。
日銀総裁は、「金融緩和のフロントランナー」と胸を張り、政府筋は「コペルニクス的転回」と賛辞。9月15日(水)に日本政府が為替介入を実施して以来、先物の取引高は過熱傾向にある。
2010年度上半期(4~9月)の大証デリバティブ取引高は過去最高と報じられた。最近の瞬間ピーク時には、ミニ日経のレスポンスが極端に悪くなる。特に金利や為替がらみの動向に影響されやすく、13時過ぎの動きには注意が必要である。
それは、JGB先物にもいえる。10月5日(火)の国債先物の動向は、
13時08分 149円43銭近辺、出来高は1兆円にとどまり、会合結果待ちムード。と報じられる。13時45分 会合結果を受け上げ幅拡大、買い有勢。と報じられる。
この間までの動き。さらに、
17時18分 国債先物、夜間取引で上げ幅拡大。と報じられる。明らかに、いつもと違う、相場にゴタゴタ感があった。kingsarmonj
9月15日(水)には、大証日経先物の13時15分~18分の3分間。
今回は、13時08分~の国債先物の動き。相場というよりも、システムの異変。
短期間での細マッチョを目指し、腹筋運動をやりすぎて、腰痛になった。
ほぼ毎日、足を伸ばした足あげ腹筋が、腰にきたのだと思う。ひねりを効かせた腹筋運動にも問題があったのかもしれない。腰が痛くて曲がらない。靴下が履けない。パンツが履けない。明らかに異常。こんなのはじめてだ。医者に行き、X線写真を撮る。骨には異常はないようだ。ただ、前屈できない症状は、椎間板ヘルニアだろうとのこと。もっとも、正確な診断には、MRI撮影が必要になる。2、3日で治る場合があるから様子見とのことで、痛み止めと湿布薬を処方される。まさか椎間板ヘルニアとは、これは、厄介なことになった。 一大事だ。
気になって仕方ないので、大病院にMRI撮影へ。耳栓をして、体をベルトで固定され、10分間、核磁気共鳴による撮影が行われる。診断結果は、「椎間板ヘルニアではありません」とのこと。輪切りにされた背筋も見るが、「特に筋肉にも異常はありません」とのこと。まあ、痛みはあるが、とりあえず、 これは、きっと、ただの筋肉痛だろう。ほっとけば治るとのこと。kingsarmonj
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