311震災、引っ越しをきっかけに、自炊をはじめているが、最近、不満を感じているのが、オーブンレンジで焼くトースト。焼けるのに時間がかかるのと、裏面が柔らかくて、トーストといった感じにはならない。
そこで、秋葉原電気街へ、ポップアップトースターを買いに行ってきた。購入直後、最初の使用は、新製品特有の臭いを抜くために、事前に空焼きする。焼き目調整ツマミは「3」にセット。実際にパンを焼くときも、目盛「1」うっすら~「5」こんがりの5段階の中で、「3」が推奨されている。ポップアップトースターで焼くトースト。3分焼いただけで、しっかりとした焼き目。
バターやジャムもしなやかに塗れる。左から、ブルーベリー、ピーナッツバタークリーム、マーガリン、マーマレード食した時の表面のカリカリ感。全然違う。これが、本物のトーストなんだと。パンをトーストするためだけにある家電。
70年代に使った記憶がある。日本では、1980年代にオーブンが登場してから、しばらく姿を消した。
汎用性が追求された結果、「パンに最適な焼き加減」というプライオリティは下落し、
パンを焼くためだけに、ポップアップトースターを買い求める人がいなくなった。
だが、一度、ポップアップトースターで焼けば、忘れていた、70年代の味の新鮮さに気がつく。
最近、喫茶店でも、この焼き目は出せないのではないか?
ご飯は、炊飯器で炊くのと同様、パンは、ポップアップトースターで焼く。
日本で、トーストの焼き目に拘る人が、いったいどれだけいるのだろう。
1度食べるとわかる、ポップアップトースターの食生活。おかずに、鳥モモ肉の角切りと、ピーマン、ニンジン、玉ネギをフライパンで焼いた。味付けは、塩こしょう。kingsarmonj
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